ザ・マインドマップ
- 2012.02.15 Wednesday
- 23:45
マインドマップは放射思考を外面化したものであり、脳の自然な働きを表したものである。脳の潜在能力を解き放つ鍵となる強力な視覚的手法で、誰もが身につけることができる。あらゆる用途に使用でき、学習能力を高めたり、考えを明らかにしたりするのに役立ち、生産性の向上が可能になる。マインドマップの特徴は、次の4つである。
- 中心イメージを描くことにより、関心の対象を明確にする。
- 中心イメージから主要テーマを枝(ブランチ)のように放射状に広げる。
- ブランチには関連する重要なイメージや重要な言葉をつなげる。
- あまり重要でないイメージや言葉も、より重要なものに付随する形で加える。ブランチは、節をつなぐ形で伸ばす。
マインドマップに色、絵、記号、立体化などを使うと、おもしろさや美しさや個性などを加えることができ、創造力、覚える力、とくに記憶の再生の助けとなる。
十字軍物語〈3〉
- 2012.02.03 Friday
- 23:19
戦争は、人類にとって最大の悪業である。にもかかわらず、人類は、この悪から脱け出すことが出来ないでいる。
ならば、戦争を、勝った負けたで評価するのではなく、この悪を冒した後にどれだけの歳月の平和がつづいたか、で評価されてもよいのではないか。
また、平和とは、人類が戦争という悪から脱け出せない以上、未来永劫つづく平和というものもありえず、短期間ではあっても一つ一つの平和を積み重ねていくことでしか、達成されないと考えるほうが現実的ではないだろうか。
情報とは、その重要性を認識した者しか、正しく伝わらないものであるということである。
古代ローマの、ユリウス・カエサルも言っている。「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけでない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」
情報を活用できるのは、見たくない現実でも直視する人だけなのである。
人間を、人間らしくすることの一つは、信義にある。言い換えれば、約束したことは守るという姿勢である。