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    「つながり」を突き止めろ 入門!ネットワーク・サイエンス

    • 2010.11.29 Monday
    • 23:07

    人間を理解するためには、その人の持つ関係を理解することが重要だ。組織や社会を理解するためには、そのなかで人がどうつながっているかを知る必要がある。だが、関係は目に見えないのでわからないことが多い。あえて蓋を開けず曖昧なままにしているのが生きる知恵でもある。だからこそこれを支配し、制御する者は、人々を、組織を、社会を制御する可能性を持つ。

    関係の探索・分析ツールも増えつつある。あなたの関係情報は、機械的に収集されているかもしれない。関係への支配欲を持つ一部の人々が、あなたの生活を脅かす可能性だってないわけではない。インターネットやWikipedia、mixiをはじめとするSNSでは日々、関係情報が追加され、情報と情報、人と人との連携が構築され、爆発的に拡大している。このような時代に生まれたわれわれは、このネットワーク社会を、どのように生き抜いていけばよいだろう。

    モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

    • 2010.11.18 Thursday
    • 23:20

    モチベーションの話しとなると、科学の知識とビジネスの現場にはギャップがある。ビジネスにおける現在の基本ソフト(OS)は、外部から与えられるアメとムチ式の動機づけを中心に構築されている。これはうまくいかないし、有害な場合も多い。アップグレードが必要なんだ。科学者たちの研究成果がその方法を示している。この新しいアプローチには三つの重要な要素がある。一つは<オートノミー(自律性)>---自分の人生を自ら導きたいという要求のこと。二番目は<マスタリー(熟達)>---自分にとって意味のあることを上達させたいという衝動のこと。三番目は<目的>---自分より大きいこと、自分の利益を超えたことのために活動したい、という切なる思いのことだ。

    人間は単に、目の前のニンジンを追いかけて走るだけの馬とは違うと私たちは知っている。子どもたちと一緒に時間を過ごしたり、自分が最高に輝いている姿を思い起こせば、受身で命令に従うだけの従順な姿勢が人間の本来の姿でないとわかる。人間は本来、活発に積極的に活動するようにできている。人生でもっとも豊かな体験は、他人からの承認を声高に求めているときではない。自分の内なる声に耳を傾けて、意義あることに取り組んでいるとき、それに没頭(フロー)しているとき、大きな目的のためその活動に従事しているときだ、と私たちは知っている。

    つまるところ、この不一致を解消し、モチベーションについての理解を二十一世紀に持ち込むことは、ビジネスにとって重要となるだけではない。人間性の肯定でもあるのだ。

    文書術―読みこなし、書きこなす

    • 2010.11.05 Friday
    • 00:02

    日常生活の中では、誰もが考えています。考えていない人など、一人もいないはずです。生きている以上、私たちは考えることなしに、一日たりとも過ごすことはできません。それなのになぜ、また、ことさらに本書では「考える」ことの学習を強調するのでしょう。

    その一つの答えは、書くことがテーマになっているからです。今、書くことと考えることの関係を考えてみると、書くことなしに頭だけで考えることは可能ですが、考えることなしに書くことはたった一行であってもできません。また、考えたことはそのプロセスなり、結論なりを書くことで初めて客観化され、他者にもわかるものとなります。

    書くことという現実の行為は、考えるということが現実に働きかけることであるという本質をたえず想起させてくれる点でも貴重なのです。

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