生息条件の多次元的な把握
- 2005.07.21 Thursday
- 13:00
その生物の生活史のある段階における環境の物理・化学的諸条件にたいする要求はもちろんであるが、重要なのは、全生活史をとおしてのそのような要求のほか、生活史の各段階における食物関係、生息条件の形成・提供などの相互関係を介しての他の生物とのつながり、移動や“なわばり”形成をとおしての生息場所の空間的な大きさにたいする要求等々への配慮を意味している。
このことは、いいかえれば、自然の条件下でその生物が生活している場所の群集構造と、その群集の生活を支えている環境全体にたいする理解が必要なことを意味する。
続・水辺の環境学―再生への道をさぐる
桜井 善雄
自然再生事業(Public enterprise for prmotion of nature restration)
- 2005.07.21 Thursday
- 12:51
過去に失われた自然を積極的に取り戻すことを通じて、生態系の健全性を回復することを目的とした公共事業。2003年1月に自然再生推進法が施行され、同年3月末に自然再生基本方針が公表された。官民学が協同で、自然再生を必要としている地域の保全や復元活動を推進していく。
野生生物保全技術