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里山

一般にはなじみのないこの語が、最近、自然保護のキーワードになっている。わが国のかつての農村風景は、平坦地に広がる水田とその背後の小高い山(あるいは丘)からなり、藁葺屋根の集落がその山裾にあった。里山という語は、こうした人里の裏山のイメージをよく表している。そこには芽場があり、茶畑があり、雑木林があり、竹薮があり、神社があり、寺があり、先祖の墓がありと、農業と農民の生活を支える舞台装置をそなえた半自然があった。

素朴でありふれた里山の自然は、実は、とつも大切なものであった。私たちは、いま失われてみてはじめてそのことに気づいた。里山は民話の舞台であり、子供たちの遊び場であり、しかも氷河時代の生物たちの避難場所でもあったのだ。現代の農業にとって不要になったからといって、里山を開発の対象にするのはもったいない。

里山の自然をまもる

石井 実, 植田 邦彦, 重松 敏則

里地里山とは、奥山と都市の中間に位置し、集落とそれを取り巻く二次林、それらと混在する農地、ため池、草原等で構成される地域概念です。

農林業などにともなう、さまざまな人間の働きかけを通じて環境が形成・維持されてきました。

里地里山パンフレット
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里山里山(さとやま)とは、集落に接した山をいう。関東地方の平地部では、クヌギやコナラ・シイといった主として落葉広葉樹林による森林が形成された丘陵、低山を指すことが多い。このような山は、薪炭の供給や落葉による堆肥づくりなど、地域の経済活動と密着した山で
| 環境用語 | 2007/07/30 8:52 AM |