スポンサーサイト

  • 2019.01.26 Saturday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    バイオマス(biomass)

    • 2006.02.27 Monday
    • 12:55

    本来生態学で使われる用語であり、「生物現存量」または単に「生物量」と訳される。すなわち、生態活動によって生成する動物または植物、微生物の量を意味しているが、さらにこれらを材料とする、廃木材、食品廃棄物、家畜ふん尿など「エネルギーや素材として利用されうる再生可能な生物由来の有機性資源」としてとらえられることが多い。また、1)再生可能である、2)カーボンニュートラルである、3)農山村地域などに膨大な賦存量を有する。などの特徴を持つ。

    絵とき下水・汚泥処理の基礎
    絵とき下水・汚泥処理の基礎
    タクマ環境技術研究会

    都市山麓グリーンベルト

    • 2005.12.26 Monday
    • 12:29

    都市山麓グリーンベルトとは、土砂災害の発生のおそれがある都市山麓の市街地周辺地域において、土砂災害の防止・軽減、良好な都市環境や風致・景観の形成、生態系の保全・育成等を目的として、市街地周辺に隣接する山腹斜面・渓流部及び山麓部の斜面を構成する一連の樹林に着目し設定される斜面緑地帯である。

    国土交通省河川砂防技術基準 同解説・計画編

    多自然型川づくり

    • 2005.10.18 Tuesday
    • 12:56

    1990年11月に、建設省河川局の治水・都市河川・防災の3課長から、地方の建設局や都道府県の土木部長宛に「『多自然型川づくり』の推進について」という通達がだされた。

    建設省は、この「多自然型川づくり」を、「河川が本来有している生物の良好な生育環境に配慮し、あわせて美しい自然景観を保全あるいは創出する事業の実施をいう」と定義しており、河川改修計画作成の際に、次のような事項に特に留意するよう指示している。

    過度のショートカットを避け、現在の川がもっている多様性に富んだ環境の保全に努める。

    川の横断面を上下流一律にすることを避け、できるところでは川幅を広くとって、河道の貯留能力を高めるとともに、その用地を「多自然型川づくり」に活用する

    水理特性や背後地の状況に応じて、生物の良好な生育環境と自然景観の保全・創出に配慮した護岸工法を選択する。

    水辺の環境学―生きものとの共存
    水辺の環境学―生きものとの共存
    桜井 善雄

    再生(リストレーション)

    • 2005.09.05 Monday
    • 12:52

    人間によって改変された生態系を、それ以前の状態にもどすこと。自然の再生力にゆだねるのが基本で、必ずしも人間の手を必要としないが、本来生息していた種が失われてしまった場合には、外部から導入してやるなどの作業を必要とする。

    生物の保護はなぜ必要か―バイオダイバシティ(生物の多様性)という考え方

    戦略的環境アセスメント(StrategicEnvironmental Assessment)

    • 2005.08.29 Monday
    • 19:55

    環境アセスメントの一つの形態であるが、従来の手法のように個別事業ではなく、事業より早期に位置する上位計画や都市計画に対する環境アセスメントと位置づけられている。すなわち、事業に先立つ上位計画や政策などのレベルで、十分な環境情報のもとに環境への配慮を意思決定に統合するための仕組みであり、政策(Policy)、計画(Plan)およびプログラム(Program)の3つのPを対象とした影響予測評価を実施しようとする手続きである。

    技術士一次試験建設部門〈2〉都市及び地方計画/建設環境

    ビオトープのデザイン

    • 2005.08.04 Thursday
    • 12:57

    ビオトープによる保全措置は、生物側の条件を最大限に考慮するのが本来は理想であるが、現実には保全の規模や形状、特性について多くの制約を受けることになる。そのような限られた条件の中で、ビオトープのデザインを決定する目安として、Diamon(1975年)が次のような原則を提示している。 ビオトープをデザインするときは、

    1. 面積は広いほうがよい
    2. 面積が等しい場合は、分割されているよりまとまっている
    3. 分割しているときは分散させない
    4. 線上に配列するよりも塊状に集合させる
    5. 不連続な空間は、生態的回廊か飛び石で連結させる
    6. 空間の形態はなるべく丸い

    この原則を要約するならば、多種に及ぶ生物の生息が可能な、多様かつ良質な空間を「より広い面積で、より円形に近い塊状に確保し、分離しているときは近接または相互に連携させる」ことが、理想的なビオトープの形状と配置ということになる。

    技術士一次試験建設部門〈2〉都市及び地方計画/建設環境
    技術士一次試験建設部門〈2〉都市及び地方計画/建設環境
    三舩 康道, 新里 達也

    世界遺産

    • 2005.08.04 Thursday
    • 12:44

    地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から引き継がれた貴重な宝物。国際的に協力して守り、次世代に伝えていこうと、1972年のユネスコ総会で「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)」が採択された。

    文化自然、複合の3種類の世界遺産があり、南アフリカ・ダーバンで開かれた第29回世界遺産委員会で24増え、総計812件となった。

    このうち、自然遺産は161。地域別に見ると、アフリカ35、ヨーロッパ32、北・中米32、アジア29、南米19、オセアニア14の順となっている。

    国別で、最も多く自然遺産を抱えるのは米国12(国境を越えた遺産2)。次いで、オーストラリア11、ロシア8(同1)、カナダ8(同2)、ブラジル7、英国、コンゴ、インド各5──の順。

    自然遺産大国の米国だが、フロリダ半島南東にあるエバークレーズ国立公園は、周辺の都市化や農地化による生態系への悪影響などのため、93年に危機遺産に登録された。

    また、アフリカにある自然遺産の4分の1は危機的状況にあると伝えられる。特に、コンゴの自然遺産5か所はすべて、地域紛争に伴う難民流入、密猟、森林伐採などのため危機遺産に登録されている。

    生息条件の多次元的な把握

    • 2005.07.21 Thursday
    • 13:00

    その生物の生活史のある段階における環境の物理・化学的諸条件にたいする要求はもちろんであるが、重要なのは、全生活史をとおしてのそのような要求のほか、生活史の各段階における食物関係、生息条件の形成・提供などの相互関係を介しての他の生物とのつながり、移動や“なわばり”形成をとおしての生息場所の空間的な大きさにたいする要求等々への配慮を意味している。

    このことは、いいかえれば、自然の条件下でその生物が生活している場所の群集構造と、その群集の生活を支えている環境全体にたいする理解が必要なことを意味する。

    続・水辺の環境学―再生への道をさぐる
    続・水辺の環境学―再生への道をさぐる
    桜井 善雄

    自然再生事業(Public enterprise for prmotion of nature restration)

    • 2005.07.21 Thursday
    • 12:51

    過去に失われた自然を積極的に取り戻すことを通じて、生態系の健全性を回復することを目的とした公共事業。2003年1月に自然再生推進法が施行され、同年3月末に自然再生基本方針が公表された。官民学が協同で、自然再生を必要としている地域の保全や復元活動を推進していく。

    野生生物保全技術

    適応放散

    • 2005.06.02 Thursday
    • 12:45

    ある1つの生物種がさまざまな場所に分布を拡げ、それぞれの場所に適応した形質をもったいくつもの種に分かれること

    生物多様性科学のすすめ―生態学からのアプローチ

    recent comment

    recent trackback

    profile

     

     

     

     

    search this site.